最終更新:2026-07-20
📚 この記事は、警察庁・各都道府県警察・e-Govの法令など公的な一次情報にもとづき、航路編集部が内容を確認しています。
コレクター需要のある、奥の深い分野
レトロゲームやトレーディングカードは、コレクター需要が根強く、状態や希少性によって価値が大きく変わる分野です。詳しい人ほど掘り出し物を見つけやすい一方で、この分野には他ジャンルにはない、記録義務の特別ルールがあります。始める前に、そこを必ず押さえておきましょう。
該当する区分は「道具類」が一般的
ゲーム機本体・ゲームソフト・トレーディングカードなどは、13区分のうち「道具類」で扱われるのが一般的です。攻略本など書籍にあたるものは「書籍」区分になるなど、扱う商品によって区分がまたがることもあります。区分の判断に迷う場合は、申請前に管轄の警察署へ確認しておくと確実です。
⚠️ ここが最重要:家庭用ゲームソフトは、取引額が1万円未満でも本人確認と古物台帳への記録が必要な品目です。通常の古物は1回1万円以上で記録が原則ですが、ゲームソフト・CD/DVD等・書籍・バイク(部品を含む)は、盗品対策の観点から少額でも記録・本人確認が求められます。レトロゲームを扱うなら、この点を仕組みとして最初から組み込んでおく必要があります。
トレカ・レトロゲームの真贋と状態
高額化しているトレーディングカードでは、偽造カードやすり替えのリスクがあります。状態のグレーディング(鑑定)が価値に直結するため、鑑定の有無や、信頼できる仕入れ先かどうかの見極めが重要です。レトロゲームも、動作の可否、箱・説明書の有無、限定版かどうかなどで評価が変わります。詳しいジャンルに絞るほど、真贋と相場の判断がしやすくなります。
仕入れルート
一般客からの持ち込み買取、まとめ買い、専門の古物市場などが仕入れ先になります。コレクションの一括売却などまとまった仕入れの機会もありますが、その際も本人確認と記録のルールは同じように適用されます。
販路はネットと相性が良い
レトロゲームやトレカは、全国のコレクターに届けられるネット販売と相性の良い分野です。自分のネットショップで売る場合はURLの届出が必要になります(URL届出と行商)。集客やブランディングの考え方は集客・ブランディング戦略も参考にしてください。
よくある質問
レトロゲームやトレカを扱うには、どの区分が必要ですか?
「道具類」で扱われるのが一般的です。ゲーム機・ソフト・トレーディングカードなどが該当します。攻略本など書籍にあたるものは「書籍」区分になることもあり、扱う商品によっては区分がまたがります。判断に迷う場合は管轄の警察署に確認しましょう。
ゲームソフトは安くても記録が必要ですか?
必要です。家庭用ゲームソフトは、取引額が1万円未満でも本人確認と古物台帳への記録が求められる品目です。CD/DVD等・書籍・バイク(部品を含む)も同様の扱いです。少額だからと省略できない点に注意してください。
トレカの偽物を避けるにはどうすればよいですか?
鑑定(グレーディング)の有無を確認する、信頼できる仕入れ先を選ぶ、自分が詳しいジャンルに絞る、といった対策が基本です。高額なカードほど偽造のリスクがあるため、少しでも不安があるものは慎重に扱いましょう。
せどりでゲームを転売するのにも許可は必要ですか?
利益を目的として仕入れて売るのであれば、規模が小さくても古物商許可が必要です。自分が遊んでいたソフトを手放すだけなら不要です。線引きは「販売のために仕入れているか」で判断されます。