最終更新:2026-07-14

リユース事業の実力は、ほぼ仕入れで決まります。売る力よりも、安く・安定して・継続的に仕入れられるか。ここでは代表的な7つのルートを、始めやすさと原価の下がり方で比較します。

ルート始めやすさ原価の下がり方向いている段階
① フリマアプリ◎ すぐ△ 小さい初期・相場練習
② リサイクルショップ◎ すぐ初期
③ 古物市場(業者オークション)△ 紹介が要ることも◎ 大きい中期以降の主力
④ ネット買取(自分が買い取る)中期
⑤ 不用品回収・遺品整理との提携△ 営業力◎ ほぼ原価ゼロも中期以降
⑥ 実店舗での買取× 費用大拡大期
⑦ 海外仕入れ専門特化

① フリマアプリからの仕入れ

メルカリやヤフオクで安く出ている品を買い、別の販路で売る、いわゆる「せどり」的な手法です。誰でも今日から始められる代わりに、誰でもやっているため利幅は薄くなります。

それでも初期にやる価値は大きい。相場観のトレーニングになるからです。「この型番はいくらで出ればすぐ売れる」という感覚は、机上では身につきません。

② リサイクルショップ・ハードオフ等での仕入れ

ジャンクコーナーや値付けが甘い店舗を回る手法。掘り出し物は確かにありますが、移動時間という見えないコストがかかります。時給換算する癖をつけてください。1日回って粗利1万円なら、それはアルバイトです。

③ 古物市場(業者間オークション)— 本命

古物商許可を持っている人だけが入れる、業者だけの市場です。ここに行けるようになることが、古物商許可を取る最大の実利と言ってもいいほどです。

最初は「見学だけ」と伝えて足を運ぶのが定石です。競りのスピード、値付けの相場、参加者の顔ぶれを1〜2回見てから参加してください。いきなり札を上げると、相場を知らないまま高値づかみします。

④ 自分で買取をする

他人から直接買い取る、古物商の本来の姿です。SNSやジモティー、自分のサイトで「◯◯買取します」と告知するところから始められます。原価は一気に下がりますが、本人確認と台帳記録の義務がしっかり発生します。ここを雑にやると許可そのものを失いかねません。

⑤ 不用品回収・遺品整理業者との提携

回収業者は「処分するもの」を大量に持っています。その中には売れる物が混ざっています。提携できれば、ほぼ原価ゼロの仕入れが成立することもあります。営業力が要りますが、参入障壁が高いぶん、続けば強い。

⑥ 実店舗での買取

店舗を構えると「持ち込み」で仕入れが向こうからやってきます。ただし家賃・人件費が固定費として乗るため、月次の損益分岐が跳ね上がります。副業からの移行なら最後のステップです。

⑦ 海外仕入れ

eBayや海外オークションから仕入れて国内で売る手法。為替と関税、そして輸送事故のリスクを織り込む必要があります。なお、海外で自ら買い付けて国内で売るだけなら古物商許可は不要とされるケースがありますが、国内での買取が1件でも混ざるなら必要です。

💡 仕入れの鉄則:「安いから買う」ではなく「いくらで売れるか分かっているから買う」。出口が見えない仕入れは、在庫という名の損失です。

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